2008年09月20日
九州の列車(はやぶさ)
先日、西小倉駅で撮影した上り寝台特急「はやぶさ」です。別府駅で「にちりん」などを撮影しながら時間をつぶした後、有名撮影地杵築駅付近で上り「富士」を撮影するため、別府駅から普通列車で移動を開始しました。杵築駅到着直前、まだ「富士」が来るまでにはかなりの時間がありましたが左手に多くの方々がカメラをセットされているのが見えました。私も杵築駅で下車し、多くの方々おられた場所とは反対方向の撮影地を目指して歩き始めました。ところがどうも空模様が変。九州でも連日ゲリラ豪雨が話題になっていた時期でした。前方に黒い雲、稲光が見え雷鳴が聞こえます。いやな予感がします。まあせっかく来たのだし、傘も持っているからとどんどん進んで行きました。しかし、黒い雲はどんどん近付いて来て雷も大きくなります。さすがに行くか戻るか迷い始めました。民家付近で立ち止まって迷っていると「防犯パトロール」のステッカーを貼った車の運転手さんにジロっと見られてしまいました。普段地元の人しか通りそうにない場所ですから当り前か・・・(笑)。雨こそ降っていませんがさらに雷が大きくなって来たので、断腸の思いで撤退を決定しました。歩いて杵築駅に向かい、駅まであと30メートルほどになったところでいきなり大粒の雨が降り始め、瞬く間に傘も全く役にい立たないくらいの豪雨になりました。ダッシュで駅舎に駆け込み、何とか難を逃れました。撤退してよかった。列車の窓から見えた、カメラをセットされた多くの方々はどうされたのでしょう。私は予定を1時間早めて「富士」の後ではなく、前を走る「ソニック」で小倉へ先回りすることにしました。お盆の多客期で指定席は当然完売。自由席の列に並んでいました。依然激しい雷雨で光と同時に「ドーン」という轟音、すぐ近くに雷が落ちたようです。自由席の列に並んでいた多くの方がビクっと飛び上がりました。すごい天気。私はたまたま駅舎付近の列に並んでいたので助かりましたが、遠くの列に並んでおられた人はホームの屋根が役に立たない横殴りの雨にずぶぬれです。そんな激しい気象状況でも「ソニック」は定刻でやって来て、無事小倉に着くことができました。小倉は路面は濡れていたものの雨は上がっていました。早く小倉に戻ったおかげで暗いコンディションながら予定外の「はやぶさ」を撮影することができました。
Posted by ば-ど at 06:25│Comments(0)
│実物鉄道
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