日本航空の鶴のマーク（鶴丸）

日本航空の鶴のマーク(鶴丸)の塗装を施した機体が先月末で無くなりました。48年もの間，日本の空を代表するシンボルマークとして世界の空を飛び続けました。幼い頃，北海道の親戚宅へ行くため伊丹から千歳まで初めて飛行機に乗せてもらいました。全日空のボーイング727でした。その帰りに千歳から羽田まで乗ったのが日本航空の鶴のマークのジャンボ機でした。以来，このマークに魅せられ旅客機の大ファンとなってしまいました。その後，友人の影響で鉄道やバスが好きになり，興味が多方面に渡ってしまいましたが私の乗り物好きの原点は鶴のマークのジャンボ機にあります。当時の鶴のマークとはJALの文字等に若干の違いはあるものの，長年親しんできたマークが無くなるのは非常に寂しいものです。10年ほど前，ロサンゼルス空港付近を車で走行中，突然頭上に真っ白な機体に赤い鶴のマークを付けたジャンボ機が降りて来るのが見えました。濃い色の塗装機体が多いアメリカにあって，その姿はとてもかっこよく私の目に映りました。そんな誇り高く思い出多いマークともお別れです。私自身は昨夏，岡山に帰るために羽田にいた時見たのが最後となりました。その時の写真です。